小笠原マルベリー

オキナワツゲ開花中(’24/11月下旬)


 

概要

 

’24/11月下旬、

オキナワツゲ(ツゲ科・外来種)が開花中。

 

植栽個体のオキナワツゲ

 

場所は大神山神社境内。

壁沿いに並んで植栽されている。

 

大神山神社は、「おおがみやま」ではなく「おおかみやま」

 

今年は年初めにも咲いているを見ていた。

本来はこの時期が開花時期であろう。

 

オキナワツゲの花(’24/1月初旬)

 

花そのものはかなり小ぶりで、

花の位置も葉の陰になる葉腋からで目立たない。

花弁もないので、なおさら目立たない。

そのため、

近づいてもわかりにくいぐらい。

 

花は雌雄異花。

1つの花序は、

雌花1と複数の雄花の組み合わせとなる。

雄花雌花とも、花弁はない。

 

 

大神山神社行く用事のある方は、

社殿脇の壁沿いにに植栽されているので、

ご覧いただきたい。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

大神山神社社殿脇の植栽株

 

花はごく小ぶりで目立たない

 

雌雄異花

1つの花序は雌花1と複数の雄花の組み合わせ

 

雌花は花柱が目立つ、

まわりはみな雄花でおしべがある

 

 

  

雌花は萼片6,めしべ1(花柱3裂)

 

雄花は萼片4,おしべ4 

 

 

熟す前の果実

熟れたののち、割れて、複数の種子がこぼれる

 

 

 

 

 

見るには

 

父島の集落では

大神山神社付近、奥村などに植栽されている。

 

大神山神社社殿脇の斜面沿いのものが

分かりやすいかと思う。

 

どちらの場所も

ツアーで訪れることはほぼない。

 

全ツアーメニュー

 

見たい方はリクエストしていただきたい。

具体的に場所を教えることができる。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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