小笠原マルベリー

シロトベラ開花中(’25/4月中旬)


 

 

概要

 

’24/4月中旬

シロトベラ(トベラ科・固有種)の開花を確認した。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(36)シロトベラ

 

本種は雌雄異株。

最初に開花を確認したのは

巽道路岩山付近の個体で雌株である。

 

花の中をよく見ると、

雌株はめしべが大きく膨んでいる。

 

シロトベラは

昨年も同じような時期に開花確認している。

それゆえ、

今年もさほど開花時期は変わらないかと思う。

 

島一周ウォーキング(4月分・’24/4/14午後)

 

シロトベラは個体数も多く、

これから各所で開花が見られる。

樹高もそれほど高くないので、

花もわりと見やすい位置にあることが多い。

そして花数も多い。

 

トベラ科の花は

さっぱりとした芳香が楽しめる。

花を見つけたら、

ぜひ香りも楽しんでいただきたい。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

開花個体(雌株)

樹皮は和名の通りかなり白っぽい

 

1つの花序から複数の花をつける

花は普通下向きに垂れさがる

 

   

花は乳白色5弁、

おしべ5、めしべ1(柱頭3裂)

 

花弁の中をのぞくと

雌株の花はめしべの柱頭が膨らんでいる

 

 

葉にはつやがある

 

 

 

 

 

見るには?

 

シロトベラは

林内や夜明道路沿いにところどころある。

 

おもに森歩きツアーで紹介している。

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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