小笠原マルベリー

オオバハマアサガオ開花中(’25/4月下旬)


 

 

概要

 

’25/4月下旬、

オオバハマアサガオ(ヒルガオ科・広域分布種)開花中。

 

オオバハマアサガオの花・・ピンクで大柄

 

開花を見つけたのは、

大神山山公園北口付近。

洲崎ではまだ開花を見つけていない。

 

昨年は洲崎地区で3月初旬に開花を見ている。

今年は見落としていただけか、開花が遅いのかは、

判断はついていない。

 

 

オオバハマアサガオ開花確認(’24/3月初旬)

 

本種は広域分布種なので、

本来、駆除対象ではない。

しかし、つる性なので、

旺盛に周辺に広がることもある。

 

大神山山公園北口付近では、

本種と外来種のバラアサガオが混成して広がる。

そこでは本種も駆除対象となっている。

ここはやむなしかな。

 

大きめの黄色が目立つバラアサガオの花

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

大神山公園北口付近の群落

バラアサガオと混成

 

 

葉の丸いのがオオバハマアサガオ

掌状がバラアサガオ

この2種は花期が異なり、

オオバハマアサガオは春からが花期。

 

花と葉

葉の形は円心形あるいは腎形

花はグンバイヒルガオとよく似る

 

ピンク色の大柄な漏斗型合弁花冠、

おしべ5、めしべ1

 

おしべとめしべ

 

 

 

和名の通り、葉はかなり大きめ

ボールペンは15㎝長ほど

 

 

 

 

見るには

 

 

父島での分布はそれほど広くない。

 

僕が知っているのはいずれも集落エリアである。

大神山公園清瀬側(北口付近)や洲崎など。

そういう意味では探しやすい。

 

ツアーであまり通らない場所なので、

紹介することも少ない。

 

興味のある方はお知らせいただきたい。

各種ツアーで紹介できる。

 

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

 

参考

 

小笠原で見られるいくつかのヒルガオ科植物の花

 

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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