イボテングタケ発生中(’25/5月初旬)
目次
概要
’25/5月初旬、
イボテングタケがあちこちで発生している。
*テングタケ科・外来種
気づいたのは、
千尋岩(ハートロック)ルート沿いで。
小笠原では、
リュウキュウマツと共生する外生菌根菌。
リュウキュウマツが生えているところなら、
どこでも発生する可能性はあるのだろう。
逆いえば、本種が出ているところでまわりを見れば、
見える範囲で、リュウキュウマツがあるだろう。
最近、
リュウキュウマツは外来種対策で駆除傾向。
ということは、
このきのこも発生が減ってくるかもしれない。
現地の様子
すでに傘がしっかり開いた状態
傘の上には多くのイボに相当するものがつく
ヒダや柄の部分は白
柄にはツバがある
ひだの部分
見るには?
湿り気の多い時期に林内に出ている。
雨期に近い4-5月ごろは発生しやすい時期。
発生個所はリュウキュウマツの樹下。
父島は
ほとんど林内にリュウキュウマツがある。
そのため本種の分布も広い。
林内に入るような各種ツアーで紹介している。
前の記事へ