オキナワテイカカズラ開花確認(’25/5月初旬)
目次
概要
’25/5月初旬、
オキナワテイカカズラの開花を確認。
(キョウチクトウ・広域分布種)
開花を初めて見たのは
大神山のパノラマ展望台に至る尾根道。
開花は昨年は4月下旬に確認している。
今年2025は開花確認が少し遅れている。
しかし、
それほど花期は変わらないであろう。
花はそれほど大きくはないが、
比較的、数は多くつく。
花の裂片に特徴があるので、印象にも残りやすい。
花は裂片がねじれて、
プロペラのような形になっている。
なにゆえ、そうなるのかは知らない。
本種は和名に沖縄とつくが、
持ち込まれた外来種ではない。
かつては固有種とされた時期もあるぐらいだが、
現在は広域分布種となっている。
その過程で、
オキナワテイカカズラということになった。
現地の様子
地面をはうように生える場所
低木にからんで生える場所
花序の先
複数の花をつけることが多い
花冠は乳白色5裂
裂片は少しねじれ、プロペラのような形
おしべ5、めしべ1は
筒部の中でほとんど見えない
筒部の部分
おしべ・めしべはほとんど見えない
葉は対生
表面はツヤツヤしている
観察中、アカガシラカラスバトが通過
見るには?
山地の方の道路沿いや明るい林縁などで、
つる性ゆえに他の樹木にからみつつ生えている。
ただし、
花期以外は見つけにくいかもしれない。
おもに森歩きのツアーでご紹介する。
興味のある方はリクエストいただきたい。
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