小笠原マルベリー

オキナワテイカカズラ開花確認(’25/5月初旬)


 

 

概要

 

’25/5月初旬、

オキナワテイカカズラの開花を確認。

(キョウチクトウ・広域分布種)

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(41)オキナワテイカカズラ

 

開花を初めて見たのは

大神山のパノラマ展望台に至る尾根道。

 

大神山(大神山公園と大神山神社)

 

開花は昨年は4月下旬に確認している。

今年2025は開花確認が少し遅れている。

しかし、

それほど花期は変わらないであろう。

 

オキナワテイカカズラ開花確認(’24/4月下旬)

 

花はそれほど大きくはないが、

比較的、数は多くつく。

花の裂片に特徴があるので、印象にも残りやすい。

 

花は裂片がねじれて、

プロペラのような形になっている。

なにゆえ、そうなるのかは知らない。

 

本種は和名に沖縄とつくが、

持ち込まれた外来種ではない。

かつては固有種とされた時期もあるぐらいだが、

現在は広域分布種となっている。

その過程で、

オキナワテイカカズラということになった。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

地面をはうように生える場所

 

低木にからんで生える場所

 

花序の先

複数の花をつけることが多い

 

 

花冠は乳白色5裂

裂片は少しねじれ、プロペラのような形

おしべ5、めしべ1は

筒部の中でほとんど見えない

 

筒部の部分

おしべ・めしべはほとんど見えない

 

葉は対生

表面はツヤツヤしている

 

 

 

観察中、アカガシラカラスバトが通過

 

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

山地の方の道路沿いや明るい林縁などで、

つる性ゆえに他の樹木にからみつつ生えている。

 

ただし、

花期以外は見つけにくいかもしれない。

 

おもに森歩きのツアーでご紹介する。

興味のある方はリクエストいただきたい。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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