小笠原マルベリー

ムニンビャクダン開花確認(’25/5月初旬)


 

 

概要

 

’25/5月初旬、

ムニンビャクダン(ビャクダン科・固有種)開花確認。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(43)ムニンビャクダン

 

昨年は4月中旬に確認している。

 

ムニンビャクダン開花確認(’24/4月中旬)

 

今年は、

それより半月ほど遅く開花確認となった。

この付近は道路工事していて確認が遅れたので、

4月中に開花していたかは不明。

 

開花確認は同じ個体である。

昨年もこの個体以外は花を見つけらなかった。

今年も探しては見るが、かなり厳しい気がする。

 

ムニンビャクダンはまとまった群落があるとはいえ、

開花個体が少く、めったに果実も見られない。

 

今後、保全対策も必要かと思われる。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

 

開花個体

花は最上部だけで、分かりづらい

 

 

柵で守られてはいるが、

ノヤギによって、柵の形が崩れている

 

 

集散花序の先に花をつけている

わずかに芳香もある

 

ごく小ぶりな花で、

淡緑色4弁、おしべ4、めしべ1

 

おしべの葯はそれぞれ2室、

めしべの柱頭は3裂

 

葉は対生で、楕円形

 

 

 

 

見るには

 

長崎付近の道路沿いや歩道沿いが

見やすい場所である。

特に道路沿いの個体は

柵で囲われているのでわかりやすい。

 

電信山歩道(釣浜口~長崎)・・随所に展望・涼期向き

 

旭山も歩道沿いにあるが、

衰退傾向でわかりにくい。

どちらも自分で行くことができる。

 

旭山歩道・・幕末に日章旗を立てた山(ふらふ山)

 

目立ちにくいので、柵で囲われているところ以外は、

見慣れていないと見つけるのが難しいだろう。

 

長崎は景観ツアーや森歩きで、

旭山は森歩きで訪れる。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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