ムニンビャクダン開花確認(’25/5月初旬)
目次
概要
’25/5月初旬、
ムニンビャクダン(ビャクダン科・固有種)開花確認。
昨年は4月中旬に確認している。
今年は、
それより半月ほど遅く開花確認となった。
この付近は道路工事していて確認が遅れたので、
4月中に開花していたかは不明。
開花確認は同じ個体である。
昨年もこの個体以外は花を見つけらなかった。
今年も探しては見るが、かなり厳しい気がする。
ムニンビャクダンはまとまった群落があるとはいえ、
開花個体が少く、めったに果実も見られない。
今後、保全対策も必要かと思われる。
現地の様子
開花個体
花は最上部だけで、分かりづらい
柵で守られてはいるが、
ノヤギによって、柵の形が崩れている
集散花序の先に花をつけている
わずかに芳香もある
ごく小ぶりな花で、
淡緑色4弁、おしべ4、めしべ1
おしべの葯はそれぞれ2室、
めしべの柱頭は3裂
葉は対生で、楕円形
見るには
長崎付近の道路沿いや歩道沿いが
見やすい場所である。
特に道路沿いの個体は
柵で囲われているのでわかりやすい。
旭山も歩道沿いにあるが、
衰退傾向でわかりにくい。
どちらも自分で行くことができる。
目立ちにくいので、柵で囲われているところ以外は、
見慣れていないと見つけるのが難しいだろう。
長崎は景観ツアーや森歩きで、
旭山は森歩きで訪れる。
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