花期を迎えつつあるヒメツバキ(’20/5月中旬)
目次
概要
ヒメツバキ(ツバキ科・固有種)、
例年5月ころから花期を迎え始めます。
父島は個体数も多く、ふもとから山中まで分布も広いので、
咲き始めのタイミングもかなりばらつきます。
ふつうはやはりふもとの方が早めです。
昨年秋、ひどい台風が来たあと、
秋になぜかかなり花をつけていました。
本来の花期になって、
やはりちゃんと花をつけ始めています。
国内では同じ属は本種とイジュです。
沖縄でイジュを見たことがありますが、
よく似ています。
花
花は乳白色5弁。
ただし4弁は同じ形で、
1弁だけおわん型で小さめだったり変形していたりです。
(その1弁だけ、花の変色も早い気がします。)
おしべ多数、めしべ1です。
葉
ただし、葉の縁の鋸歯に違いがありました。
ヒメツバキには、
ツバキ科らしくなく、鋸歯がありません。
ツアーでは?
ちなみに、
初夏の時期のツアーでは
ほとんどのツアーで見られる花です。
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