小笠原マルベリー

オガサワラアザミの群生地


 

 

オガサワラアザミの群生地

 

数日前、

オガサワラアザミの群生地に行ってきました。

 

ここはめったにいかない場所で一年に2-3回行けばいい方です。

 

とある海岸からごろごろ石の磯を歩いて30分ほどかかります。

行くのは、大潮での干潮時。

潮がかなり引いていると、靴でも行くことが可能です。

 

でも、油断すると濡れそうな所もあるので、

ギョサンか濡れてもいい靴で行く方が安心です。

 

浜にほど近い場所で、平地はごくわずかで、

すぐ後ろは崖っぽい急斜面です。

 

 

 

樹木はモクマオウが生えています。

昨年の強い台風のせいか、あまり元気がなかったです。

 

ここは、樹木で日陰になりやすいのと、斜面の崩落などとで、

安定性はあまりない場所です。

 

浜は外洋に面しているので、

台風などの大しけなら、海水もきているかもしれません。

 

でも、ヤギは来ないので、食害がない場所です。

 

そんな場所で、

ある程度まとまった数が群生しています。

 

途中にはテッポユリの群生もありました。

これも見事です。

 

 

なおこの群生地はツアーで行くことは難しいです。

リクエストがあれば、考えますが、

干潮のタイミングと、参加者の健脚度もからんできます。

往復で1時半程度はかかります。

 

 

アザミについては、

葉のトゲが少ないオガサワラアザミは白花

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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