小笠原マルベリー

クレオソート丸の小瓶


 

 

概要

 

クレオソート丸の小瓶です。

 

北多摩薬剤師会 おくすり博物館 軍隊と薬、征露丸 (tpa-kitatama.jp)

「正露丸」の意味 :: 同志社女子大学 (doshisha.ac.jp)

 

高さ5cmほどのごく小ぶりな瓶です。

何粒ぐらい入っていたのかしら?

 

この瓶、複数の陸軍の洞窟陣地で残っています。

海軍でも使っていたでしょうか?

 

クレオソートは、今でいえば、正露丸です。

現在の正露丸の成分には

日局木クレオソートが含まれています。

 

https://www.seirogan.co.jp/products/seirogan/truth/color.html

https://www.seirogan.co.jp/products/seirogan/

 

当時は

衛生状態もあまりよくなかったでしょうから、

このクスリは常備薬で、重宝したでしょうね。

 

ちなみにうちにもありますが、

まず使うことはないですね。

子供の頃、痛む虫歯に詰めたことは覚えています。

 

戦前、軍事施設があったところには、

当時の瓶や食器類がよく落ちています。

ビール瓶は多いですね。

 

 

 

 

敵正語

 

戦時中は

外国語が適性語だったかと思います。

敵性語 – Wikipedia

 

でも、製品には、

英語表記やそのままのカタカナ表記がそれなりに残っています。

 

さすがに、刻印が入っているものまでは、

目くじら立てなかったのかもしれません。

 

クレオソートだって、ビールだって、

日本語ではありませんからね。

 

 

 

 

 

見るには?

 

僕が知っているのは

三日月山中と巽谷砲台の壕の中。

 

三日月山の壕は

ツアーで行ける場所ではありません。

 

巽谷砲台は

父島南部にあって、かなり歩きます。

千尋岩コースの時に、立ち寄ることができます。

 

千尋岩(ハートロック)コース

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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