白花のネコノヒゲ花
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白花のネコノヒゲ花
概要
人家の鉢植えで
ネコノヒゲ(シソ科・外来種)の花が咲いていました。
僕は今回初めて気づきましたが、集落内の他の場所でもあるようです。
しかし、なんとも言えない変な和名です。
由来としては
長いおしべ・めしべをネコのヒゲに見立てたようですね。
そう言われると、なるほどと思うかもしれません。
花と葉
今回見たのは白花ですが、淡紫色もあるようです。
花は総状花序に多くつけます。
花冠は2唇形で、上唇は3-4裂です。
おしべ・めしべとも長く、おしべ4と、めしべ1です。
茎はシソ科ならではの四角です。
葉はギザギザの多い歯状です。
イヌとネコ
植物の和名に、動物名がつくものはよくあります。
その中でも、イヌは多いのではないかと思います。
小笠原の自生種でいえば、
ムニンイヌグス、ムニンイヌノハナヒゲ、トキワイヌビワ、
オオトキワイヌビワ、ムニンイヌツゲなど。
ネコはといえば、自生種では思いつきませんね。
ハマグルマがネコノシタとも言われますが、小笠原では外来種です。
ネコはそれほど多くはないのかしら?
見るには?
本種は人家の鉢植えなので、特に紹介はしていません。
人家なので、場所を特定する情報は流しません。
まちなかを散歩すると見つかるかもしれません。
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