夜明・湾岸道路一周での自生植物(4)モクタチバナ
目次
はじめに
夜明・湾岸道路一周で見られる自生植物は
90種類ほどあります。
1種類ずつ順に紹介していきます。
島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
(4)モクタチバナ(サクラソウ科・広域分布種)
モクタチバナは中央部の山地のエリアにかけて、
よく見られる樹木です。
ヒメツバキの多い樹林で混生して生えています。
ただし、ヒメツバキほどは大木にはなりません。
樹皮はかなり白っぽいです。
低木林の中ではほとんど生えていません。
本種はあまり目立つ特徴もないので、
印象に残りにくいですね。
小笠原では
父島列島、母島、聟島などに広く分布する。
国内でも
西日本から南西諸島まで広く分布。
このルート沿いでは
夜明道路沿いの高木性エリアで分布する。
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和名
モクタチバナは「木橘」と書きます。
タチバナに似た樹木ということだろうか?
タチバナそのものは、ミカン科で、
モクタチバナはサクラソウ科です。
花
花期は6-7月頃、
花序の先に多くの花をつけるので、多少は目立ちます。
花冠は小ぶりで、白5裂、おしべ5、めしべ1です。
葉
葉の形はヒメツバキとやや似ているので、
不慣れなころはたまに間違えたりしていました。
ただ、色はヒメツバキより緑がやや薄いです。
細い枝や幼木は、かなり柔らかい感じで、
力を入れると、簡単にたわみます。
見るには?
モクタチバナは
高木性の樹林では普通に見られます。
山地の道路沿いでも生えています。
数も多く、分布も広いので、
各種ツアーでご紹介できます。
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