小笠原マルベリー

路傍のシンテッポウユリ花、2株


 

路傍のシンテッポウユリ花、2株

 

概要

 

7月初旬、道路の舗装の隙間から

シンテッポウユリ(ユリ科・外来種)2株が花を咲かせています。

 

こういうわずかな隙間からよく出て、成長するものですね。

たくましさを感じます。

 

 

 

 

花と葉

 

花は白く大きな花被片(花弁と萼片3ずつ)、おしべ6,めしべ1(柱頭3裂)です。

 

葉はテッポウユリに比べてかなり細いです。

 

 

3種の比較

 

小笠原では似た仲間には

本種、テッポウユリ、タカサゴユリ3種あります。

タカサゴユリとテッポウユリの交雑種がシンテッポウユリです。

いずれもが外来種です。

 

テッポウユリだけ花の時期が5月頃です。

シンテッポウユリとタカサゴよりは7月頃です。

 

テッポユリに比べ、

シンテッポウユリとタカサゴユリは葉が細いです。

 

シンとタカサゴの2種の違いは、

花被片の外側の赤いラインの有無ぐらいしかありません。

シンテッポウユリには赤いラインがありません。

 

テッポウユリとアマリリスの花

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP