路傍のシンテッポウユリ花、2株
目次
路傍のシンテッポウユリ花、2株
概要
7月初旬、道路の舗装の隙間から
シンテッポウユリ(ユリ科・外来種)2株が花を咲かせています。
こういうわずかな隙間からよく出て、成長するものですね。
たくましさを感じます。
花と葉
花は白く大きな花被片(花弁と萼片3ずつ)、おしべ6,めしべ1(柱頭3裂)です。
葉はテッポウユリに比べてかなり細いです。
3種の比較
小笠原では似た仲間には
本種、テッポウユリ、タカサゴユリ3種あります。
タカサゴユリとテッポウユリの交雑種がシンテッポウユリです。
いずれもが外来種です。
テッポウユリだけ花の時期が5月頃です。
シンテッポウユリとタカサゴよりは7月頃です。
テッポユリに比べ、
シンテッポウユリとタカサゴユリは葉が細いです。
シンとタカサゴの2種の違いは、
花被片の外側の赤いラインの有無ぐらいしかありません。
シンテッポウユリには赤いラインがありません。
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