小笠原マルベリー

「独活の大木」はウドのこと、ウドノキことではない、でも・・


 

「独活の大木」はウドのこと、ウドノキことではない、でも・・

 

概要

 

ウィキでは

「枝が軟らかく、役に立たない(つまり「独活の大木」)ため、

 ウドノキと名付けられたという」となっています。

 

しかし、

本来、「独活の大木」とは食用になるウドのことをさしています。

 

ウドノキは大木になる樹木ですが、材がウドの茎のように役に立たないので、

ウドノキと呼ばれるようになったということですね。

 

ウドノキ(オシロイバナ科・広域分布種)は、実際にかなり大木になるので、

独活の大木という表現はウドノキのほうが合っているようにも思います。

 

こういう不名誉な和名は、

差別用語と同じで、今後、よりよい和名に変えていくのも必要かもしれません。

 

和名の由来とは裏腹に、見た目はあまり印象になりにくい樹種です。

 

本種が属するオシロイバナ科には

小笠原でもよく見るブーゲンビレアもそうです。

また南島に自生するナハカノコソウも同じ科です。

これらとウドノキが同じ科とは想像もつきませんね。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

樹皮はかなり白っぽいです。

 

葉はかなり大きめです。(モモタマナぐらいあります)

 

 

 

見るには?

 

父島では湿潤なエリアで自生しますが、

数が少なめで、ガイドするルート沿いにはわずかしかありません。

 

千尋岩ルートでは数本あるので、たまに紹介しています。

 

千尋岩(ハートロック)ルート

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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