ホウガンノキ花
ホウガンノキ花
7月中旬頃から、
ホウガンノキ(サガリバナ科・外来種)、大柄な目立つ花が咲いています。
オレンジ色の花は6弁。
おしべ多数で、中心部にめしべ1。
写真のように、
落花も、咲いているときの形のまま地面にあるときがあります。
おしべが特徴的です。横から見ると、U字になっています。
外側の赤い部分と内側の黄色部分とがあり、
きちんと花粉があるのは内の黄色い方です。
赤い部分は、色で昆虫を誘因するんだそうです。
果期には直径15cmくらいの丸い果実も特徴的。
和名のホウガンとは砲丸のこと。
砲丸のような果実から、「砲丸の木」ホウガンノキですね。
英語でも、キャノンボール・ツリーというようです。
小笠原では外来種で、生えているのはこの植栽のもの1本しか知りません。
その植栽木はかなり高木に育っています。
小笠原ではサガリバナ科自生植物はありません。
外来種ですが、植栽のものは、本種とゴバンノアシがあります。
野生化していません。
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