林内の地上でよく見る鳥・・トラツグミ
目次
概要
小笠原では、森を歩いていて、
森林内で見られる鳥は少なめです。
ハシナガウグイス、メジロ、アカガシラカラスバト、
オガサワラヒヨドリ、トラツグミぐらいです。
中でも、
林内の地上でよく見る鳥がこのトラツグミです。
トラとは
黄と黒のまだら模様がトラのようだからでしょう。
トラ模様のツグミの仲間で、トラツグミです。
時期によっては、夜間などに、
トラツグミの気持ちの悪い長音の鳴き声が聞こえてくるときがあります。
そこから鵺(ぬえ)の異名をとります。
本来、
鵺とはトラツグミとは関係のない妖怪のことです。
トラツグミは戦後、
小笠原に入ってきた外来種だといわれています。
こんなに飛ばない鳥が島に来るには、
どこかの船の上に乗ってきたのでしょうね。
実際の様子
餌は、肉食で、
地上部のミミズのような小さな生き物を探して食べています。
小走りに走るような姿はよく見ますが、
飛ぶ姿を見ることは少ないです。
飛んだとしても、ごくわずかな距離を移動するぐらいで、
見えないぐらい遠くまでは飛んでいきません。
生息場所には執着性があるのでしょうか?
(動画)
ある程度近距離で動かずに見られるので、
撮影するには、ちょうどいい被写体です。
でも
動画だと動きがなくて面白くないかもしれませんね。
ツアーでは?
トラツグミは森の中で出会いますので、
マルベリーのほとんどツアーで出会う可能性があります。
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