小笠原マルベリー

雨が降ればまれに出ているグリーンペペ(夏場)


 

 

状況

 

2020年8月中旬、一昨日の夜のこと。

 

ごくわずかですが、

グリーンペペ(ヤコウタケ)が出ていました。

小さめでしたが、明るく光っていました。

 

入港前に熱低の影響で、多少雨が降りました。

それが功を奏したようです。

 

夏場は好天が多くて、

湿り気が少なく、さらに気温も高いので、あまり出てくれません。

 

今年は、

ナイトツアーで見られない日も多くなっています。

見られればラッキーぐらいの感覚です。

台風が多い年や、スコールがよくあったりすると、

頻繁に出ています。

 

その夏の天候で、出具合は変わっています。

この8月は、後半も気圧配置が安定していそうなので、

あまり期待できません。

 

8月後半にナイトツアー参加予定の方は、

あればラッキーぐらいに思っておいて下さい。

 

 

 

 

 

よくある誤解4つ。

 

 

1.固有種ではありません。

     八丈島などほかの場所でも出ます。

     まれに内地でも出るそうです。

 

2.サイズは小ぶり。

     直径5mmから1cm程度。

     ごくまれに500円玉ぐらいのが出ます。

 

 

3.発光は2-3日しかもちません。

    きのこそのものがすぐ萎れてしまいます。

    翌日にはなくなってる時もあります。

    カタツムリ・虫などにかじられます。

 

4.光るきのこは他にもあります。

    小笠原では本種以外にも、

    スズメタケやエナシラッシタケなども確認されています。

 

小笠原で見られる光るきのこ2種

 

 

 

 

見るには?

 

観光の方がご自分で探して、

見つけるのはなかなか難しいです。

 

ツアー参加をお勧めします。

 

見られる確率が高い時期は5-11月ごろです。

12-4月はかなり厳しいです。

 

ナイトツアー

 

サンセット・ナイトツアー

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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