屋号・マルベリーについて(2007年投稿・再編集版)
由来
屋号・マルベリーを
どういう風にして決めたかをまとめています。
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小笠原・父島にひょんなことから暮らしはじめて、
もう丸15年になる。
マルベリーという屋号のガイド業をはじめて
7年ほどになる。
独立してガイド業を始めるとき
考えることの1つに屋号がある。
できるだけ
小笠原にちなんだ屋号がいいと思っていた。
そのときすでに
長女の千尋(ちひろ)が生まれていた。
千尋は
島の地名である千尋岩からとった名前である。
だから屋号もちょっと島の地名にこだわった。
でも子供の名前と違って、
横文字系がいいなと思った。
海図やら古い地図を見ると、
開拓時代につけられた英語系の地名がある。
その中で、
千尋岩の下の海岸はMULBERRY BAY(丸縁湾)とついている。
MULBERRYっていいなと思った。
MULBERRYを辞書で調べると、
桑の木・桑の実のことである。
小笠原にはもともと固有種のオガサワラグワがある。
かつて、島で一番の高級材として重宝された樹木である。
だから伐られて、今ではかなり少なくなっている。
MULBERRY BAY(丸縁湾)の由来ははっきり分からないが、
きっとこのオガサワラグワに関連があるものと考える。
最近では、外来種のシマグワがあちこちで目に付く。
この実は、子供たちに人気である。
陸系のガイド業として、
島の地名と桑という樹木にちなんだ屋号ならぴったりかなと思った。
そして、語感もいいし、
5文字程度で短いので、略されず、覚えやすいかなと思って、
マルベリー(MULBERRY)に決めた。
MULBERRY(マルベリー)は
愛する小笠原・父島にちなんだ屋号です。
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ここまで。
ということで、
屋号「マルベリー」命名の由来がわかりましたか。
子供の名前とともに、島の地名にこだわりました。
マルベリー
ツアー参加の方からは、
今だに、マルベリーって何って聞かれます。
ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなどの果実は知名度ありますが、
マルベリー(桑の実)は知名度低いです。
食べるととてもおいしいのですけどね。
桑の実はマルベリーです。
オガサワラグワ
小笠原には固有の桑があって、
オガサワラグワです。
戦前にかなり伐られたので、
父島での野生個体はかなり少なめです。
MULBERRY BAY(丸縁湾)
なお地名のMULBERRY BAY(丸縁湾)は
千尋岩のすぐ西眼下にあります。
千尋岩コースでご覧いただけます。
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