黄花がよく目立つキバナサフランモドキ
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黄花がよく目立つキバナサフランモドキ
概要
7,8月は好天に恵まれました。
8月後半から、スコールなどで雨がちょくちょく降るようになりました。
その頃から
キバナサフランモドキ(ヒガンバナ科・外来種)の黄花が目立つようになりました。
集落エリアを歩くと、あちこちで咲いています。
芝の中にはよく入り込んでいますね。
普通は人家の庭先に生えていますが、そこから逸出したのか、
周辺の草地などでも生えています。
そういう場所が増えつつあるように思います。
本種は学名から、ゼフィランサス・シトリナとも言われます。
図鑑などで見ると、キバナタマスダレとよく似ています。
このキバナサフランモドキの方が葉がより細く、
花茎より細いぐらいの葉で、線状長楕円形です。
小笠原では、ヒガンバナ科植物はほとんど外来種です。
自生種はタイワンハマオモト(広域分布種)だけです。
花
1つの花茎の先に、1つの黄花がつきます。
花被片6(短3が花弁、長3が萼片相当)、おしべ6、めしべ1(柱頭は3裂)。
8-10月頃が花期のようですが、
年に何度か花を見ているような気がします。
花期・果期が終わると、 地上部は枯れてしまいますので、
花期近くにならないと、そこに生えていることを意識しません。
果実・種
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