小笠原マルベリー

黄花がよく目立つキバナサフランモドキ


 

黄花がよく目立つキバナサフランモドキ

 

概要

 

7,8月は好天に恵まれました。

8月後半から、スコールなどで雨がちょくちょく降るようになりました。

 

その頃から

キバナサフランモドキ(ヒガンバナ科・外来種)の黄花が目立つようになりました。

 

集落エリアを歩くと、あちこちで咲いています。

芝の中にはよく入り込んでいますね。

 

普通は人家の庭先に生えていますが、そこから逸出したのか、

周辺の草地などでも生えています。

そういう場所が増えつつあるように思います。

 

本種は学名から、ゼフィランサス・シトリナとも言われます。

 

図鑑などで見ると、キバナタマスダレとよく似ています。

このキバナサフランモドキの方が葉がより細く、

花茎より細いぐらいの葉で、線状長楕円形です。

 

小笠原では、ヒガンバナ科植物はほとんど外来種です。

自生種はタイワンハマオモト(広域分布種)だけです。

 

 

 

 

 

1つの花茎の先に、1つの黄花がつきます。

 

花被片6(短3が花弁、長3が萼片相当)、おしべ6、めしべ1(柱頭は3裂)。

 

8-10月頃が花期のようですが、

年に何度か花を見ているような気がします。

 

花期・果期が終わると、 地上部は枯れてしまいますので、

花期近くにならないと、そこに生えていることを意識しません。

 

 

 

 

果実・種

 

キバナサフランモドキ、果実と種

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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