キバナサフランモドキ、果実と種
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キバナサフランモドキ、果実と種
概要
キバナサフランモドキ(ヒガンバナ科・外来種)の花については
少し前に紹介しました。
花期になると、集落の庭やその周辺の草地でたくさん咲いて目立ちます。
ゼフィランサス・シトリナともいいます。
今回は果実と種についてです。
1つの花から10数個の種がつき、のち地面に散らばっていきます。
ほとんどは近くに落ちると思いますが、
一部は、何かの要因で、他の場所にも運ばれていくことでしょう。
ここからまた発芽して、周辺に広がっていくんでしょうね。
こうやって多くの種をつける園芸種は、
庭先から逸出しないようにするにも限界がありますね。
野生化するのは必然でしょうか?
そうだとすると、山地の方に広がらないように注意することが大事となりますね。
果実・種
花を見て下さい。めしべの柱頭が3裂しています。
花のあと、しばらくして果実ができますが、
果実はまさに柱頭の形がそのまま大きくなったようです。
果実は3室に分かれて、その中に数個の種子が入っています。
種子は黒。
スイカの種くらいのサイズで、スイカの種をもう少し薄くした感じです。
数は10数個ぐらいです。
1つの花から10数個の種が散らばっていきます。
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