小笠原マルベリー

三日月山展望台ルート・・ダイナミックな地形と展望


 

三日月山展望台ルート・・ダイナミックな地形と展望

 

 

 

概略

 

三日月山展望台は山頂ではありませんが、三等三角点(175m)があります。

(現在、山頂は周辺の崩落がひどく閉鎖となっています)

 

三日月山は

ふもとから見て三日月の沈む・見える方向の山ということでの命名かと推定します。

 

このルートは都の園地のため、整備されて、誰でも自由に歩けます。

ルート入口はウェザーステーション駐車場脇。トイレもあります。

 

ベースの道は軍が整備した軍道と思われます。

ルートは高木の下の日陰と低木の日なたの部分とがあります。

展望台までは700mほどで緩やかに上っている一本道です。

 

途中に視界が開ける場所があり、

兄島滝ノ浦、瓢箪島、人丸島、西島などがよく見えます。

 

ルートの最後に50段ほどの階段を下ると、展望台のある岩場に出ます。

岩場は少し上る程度です。

 

ルートの高低差は往路が上り50m・下り30m程度。

(帰路はその逆)

 

岩場の下は戦時中の洞窟陣地です。

奥に入ると、真っ暗で、そこし行くと別な出口があります。

展望はあまりよくありません。

 

展望台はダイナミックな地形の岩場になっています。下はまさに崖です。

そのため、集落や二見湾が見下ろせる南側の展望が抜群です。

母島列島や兄島も見えます。

 

所要時間は展望も含め、往復で45-60分見ておけば十分です。

 

 

 

 

 

入り口付近

 

 

マップ

 

入り口

 

ウェザーステーション

 

ウェザーからの展望

 

 

 

 

ルート

 

木陰の道

 

日なたの道

 

途中の展望地

展望

 

最後の下り50段ほど

 

展望台直前  奥の岩の上が終点

 

岩の下の洞窟陣地 奥は向こうに抜けているが展望はいまいち

 

 

 

 

 

展望台

 

岩場に上る階段

 

終点 三角点と展望説明板

 

終点からの三日月山山頂  崩落がひどい

 

終点エリア

 

展望

 

 

 

視界がよければ母島も

 

 

 

 

 

ツアーで利用

 

マルベリーのツアーでは森歩きでたまに行きます。

ウェザーステーションと展望台とで1時間ほど。

 

大村第二砲台もすぐそばなので、連続して歩くことも可能です。

 

大村第二砲台跡

 

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マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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