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南島の3ヶ月入島禁止のルールついて思うこと


 

南島の3ヶ月入島禁止のルールついて思うこと

 

概要

 

南島の利用ルールには、11-1月、3ヶ月の入島禁止というのがあります。

細かい日程は年ごとに設定されます。

https://www.mlit.go.jp/crd/chitok/71D4.pdf

 

入島禁止は

歩行路(コウライシバ)の植生回復が必要という意味です。

 

このルールは、2002年、石原都知事のころに決まりました。

 

当時のこと

 

入島禁止の根拠となったのが、

歩くところのシバがまわりのシバとと同じでなければいけないという、かなりむちゃな理屈でした。

 

石原知事、鶴の一声だったような気がします。

この理屈に無理があると、はじめの頃から思っています。

 

さらに対応としては、何も手を加えてはいけないということで、

歩くところに木道や転石を置くアイデアは却下されました。

 

こうやって石原都知事のころに決まったルールです。

 

保全のため、観光利用させないという意図が垣間見えました。

最終的に、11-1月の3ヶ月入島禁止ルールで落ち着きました。

 

 

 

 

その後

 

もとが無茶な理屈なので、

その後、数年のうちに、やはり転石を置くようになりました。

(これは小笠原支庁の判断だったのかもしれません。詳細不明)

 

転石を置くことで、

その上を歩けば、コウライシバの踏圧はかなり防げます。

 

それでもコウライシバに影響があるなら、

踏圧がないよう、よりきちんとルート上に転石を置くようにすればいいのです。

 

いまだ入島禁止期間は短縮したり、やめたりすることが議論されません。

 

僕は会議でことあるたびに、提案しますが、

いまだに反映されることはありません。

 

はじめのコンセプトがおかしいなかでできたルール、

きちんと見直しが必要と思っています。

 

まずは前提の見直しから。

植生が歩くところまで、歩かないまわりと同じというのはほぼありえないです。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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