花壇で咲いているシマカコウソウの花
目次
概要
多年草のシマカコソウ(シソ科・固有種)。
個体数が少なく、
種の保存法に指定されている多年草です。
草丈はせいぜい20cmほどです。
走出枝(ランナー)を出して、
子株もそばで生育し、群生したようになります。
分布は父島、兄島、母島などです。
僕が自生地で見たことがあるのは、
兄島のウグイス浜だけです。
父島での現在の自生地は
行ったことがありません。
かつては
躑躅山山頂付近にありそこで見ていました。
現在その場所からはなくなってしまいました。
(ヤギの食害です)
和名
シマカコソウは「島夏枯草」と書きます。
小笠原(島)に生え、
夏に一時枯れるようになることからの和名です。
花
花期は11-1月頃
花は白の唇形花
花冠は5裂、
上唇は短めで2裂、下唇は長めで3裂
下唇3裂のうち中央裂片が大きいです
おしべ4、めしべ1
葉
葉は対生で、
葉の先端は円みをおびて、縁には波形の鋸歯がある
ツアーでは
自生地を
ツアーでご紹介できるところはありません。
ただし、植栽場所はまちなかなので、
そこで見ることはできます。
花が見られるのは冬期で、
北袋沢合瀬橋付近やお祭り広場奈などです。
島内観光で紹介することはできます。
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