夜明山戦跡群
戦跡ツアー、森歩きツアーで訪れます。(2時間程度)
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1 主だった戦跡
海軍:
通信隊夜明山送信所・食料庫壕、海軍十年式十二糎高角砲および陣地壕など陸軍:
四一式山砲および壕、八八式七糎野戦高射砲および陣地壕・砲台跡・
発電機室・監視トーチカなどさらにビンや食器、かまど、トロッコ車輪・レール残骸など
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2 海軍通信隊壕
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3 四一式山砲
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4 食器、瓶類
山中、
ところどころに散乱する瓶や食器類
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5 トロッコレールと車輪
軍道脇に残るトロッコレールと車輪。
壕の掘削などで使ったと思われます。
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6 八八式七糎野戦高射砲
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7 同高射砲陣地
展望も素晴らしい
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8 十年式十二糎高角砲
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9 高射砲の防空砲台
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10 発電機室
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11 別な高射砲陣地
別な高射砲陣地の入り口
バラバラの高射砲が2門残る
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12 展望地
陣地の上の岩場は
二見港を見渡せる展望地。
照空灯を据えていた跡地が残る。
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13 慰霊碑
夜明会が設置した
高射砲隊慰霊碑
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14 トロッコレール壕
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15 調理場(流し台やかまど)
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16 海軍通信隊送信所
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17 海軍標石
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18 コースマップ
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19 モデルコース例
モデルコース例:
2時間程度 歩行距離2kmほど
夜明山駐車場から東京都の防災無線鉄塔のあるルートを入ります。
この戦跡ルートも奥のほうは
国有林の指定ルートのため入林パスが必要です。ルートに入ってすぐ右手に
海軍通信隊食料庫壕があります。
通路を入ると中は大きな壕になっています。
内部は長方形のルートがある壕でで出入り口は3ヶ所です。
全体で200m以上あります。
中には大型のドラム缶(水槽?)、電線とガイシが残っています。階段状の坂道を上りきったあたりに右側に入る小道があります。
そこには四一式山砲が壕に残っています。
壕は小さな壕です。元の道を防災無線鉄塔付近まで歩き、そこから左の小道を行きます。
この小道はパスが必要になります。まず右手に行きます。
すぐにビンや食器の遺留品があります。さらに進むと
鉄板・トロッコ車輪・レール・セメント塊などが残っています。その奥に八八式高射砲陣地壕があります。
階段状になった細い道を中に入ります。すぐに水槽があります。
左に進むと、高射砲および銃眼があります。戻って別な明るい方に行くと、外は崖の上です。
境浦・二見方面が絶景です。午前が順光で特にいいですね。壕を出たあとはもとの道をずっと戻ります。
2手に分かれたところのもう一方に行きます。すぐにかまど・水槽・発電機室などがあります。
さらに奥には高射砲の砲台跡が4つ残っています。
この砲台は19年末夏以降に大砲が他の洞窟に移設されています。別な側には海軍の十年式十二糎高角砲が2ヶ所に計3門残っています。
普通は、足場のいい1門残っている場所に行きます。
入り口は階段状になっています。
ここは初寝側(東側)の海が見通せます。このあと防災無線のところまで戻ります。
このフェンス沿いに右手に上りきると、
そこにもビンや食器の残骸が多数あります。この奥にも高射砲の陣地があります。
この中には2門の高射砲がありますが、どちらもバラバラです。この壕は横の出入り口は4ヶ所あります。
1ヶ所入り口付近に高射砲のタイヤ4つ・ジャッキが残っています。
別な入り口には小さな銃眼や鉄の扉が残っています。壕の上の岩場には監視のトーチカがあります。
さらにその上に高射砲隊の慰霊碑が貼り付けてあります。別な側には探照灯をすえた跡が残っています。
フェンス上のビンや食器の残骸に戻り、
北西側の道をしばらく進みます。途中2ヶ所に
またビンや食器、レール、甕、釜などの残骸が残っています。その奥はレール壕です。
100mほどある壕を進むと2手に分かれます。
一方はその先で行き止まり。もう一方は出口に出ます。出口からロープ沿いに道に出ると、
すぐ近くに「海軍二」と書いた大きな石標があります。
その先のの岩場に上ると、
そこからは眼下の海軍送信所が2棟よく見えます。道に戻って上に登ると、夜明山山頂です
下ると、元の駐車場です。この間、2時間~2.5時間ほどです。
お疲れ様でした。 -
20 戦跡ツアー
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21 森歩きの場合
森歩きの場合は主要ポイントは
夜明山山頂、二見港展望地、
高木林、岩場の低木林などです。
(1.5-2時間)
歩くルートは戦跡コースと同じですが、
森歩きのときは
砲台や壕の中は立ち寄りません。
(希望があれば立ち寄ります)
二見港展望地
二見港の展望がおすすめ
まわりは小低木
夜明山山頂
兄島が一望できる
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22 森歩きツアー