ネズミに茎がかじられたシマツレサギ
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ネズミに茎がかじられたシマツレサギ
概要
シマツレサギ(シマツレサギソウ・ラン科・固有種)は
「種の保存法」指定の植物の1つです。
本種は夏場は地上部は枯れていて、
涼しくなると地上部に茎や葉をのばします。
そして2-3月頃花期を迎えます。
花期が近づくと、気にとめてみています。
先日見たところ、複数の茎が切られていました。
クマネズミによるものと思われます。
実際の様子
まとまって生えている場所で見つけた切られた茎
切り口を見ると、鋭角に切られています。
こういう風に切られてしまうと、
残念ですが、もうその株は今年は花をつけません。
花期が近づくと花序もかじられているときがあります。
今後について
種の保存法指定種です。
ネズミの食害の実態を把握が必要です。
結果次第では、
群生してるエリアないしは個体ごとなどで、
金網・ネットをかけて囲う必要があるかもしれません。
宜しくお願いします。
シマツレサギを見るには?
確実に見られるのは東平のあたり。
ここは観光の方が個人では入れません。ガイド同行が必要です。
森のツアーでご紹介します。
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