「保革油」蓋・・陸軍被服本廠
目次
概要
山の中には、食器や瓶類のほか、
「保革油」ふたも落ちています。
保革油は
革製品の手入れに使うものですね。
ふたはプラスチック製です。
このころのプラスチックといえば、
セルロイド、ベークライトぐらいかと思います。
薄い素材なので、ベークライトでしょうか?
蓋はプラスチックですが、
本体の素材は何だったのでしょうか?
普通に考えると瓶であろうかと思います。
詳細は、
今のところ、情報がないのでよく分かりません。
知ってる人は教えて下さいませ。
容量としては75g程度なので、
薄型の容器かと想像します。
蓋の文字
蓋は縦書きです。
中央部に大きく「保革油」
そのすぐ左脇に小さく(七十五瓦入)です。
(瓦とはグラムのことで、75グラム入りです。)
右側は
「本容器ハ「チッソロイド」
類ニ付火気ニ注意を要ス」です。
(*は一字不明部分)
左側は「陸軍被服本廠」です。
遺留品の持ち帰りはやめて
戦跡ツアーでまわるエリアには、
こういった遺留品が数多く残っています。
遺留品は他にうつさず、
その場所で見てもらっています。
触ることもできます。
しかし、時々、
遺留品がなくなっている場合があります。
これだけはやめていただきたいと思います。
見るには?
この保革油の蓋はそれなりにレアなものです。
夜明山で見られますが、
ガイドさんの同行が必要です。
戦跡ツアーで紹介してもらって下さい。
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