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小笠原に来なくてはいけない理由、その18.「ザトウクジラが、長期間、高確率で見られる」


 

小笠原に来なくてはいけない理由、その18.「ザトウクジラが、長期間、高確率で見られる」

 

「小笠原に来なくてはいけない理由」、

小笠原ならではのこと、ナンバー1、オンリー1のことを集めてみました。

 

 

概要

 

北西太平洋のザトウクジラにとって、小笠原や沖縄は繁殖海域。

冬場を過ごす場所です。

 

ザトウクジラが北の海から小笠原の方にやってくるのは早くて10月中旬ころ。

頻繁に見られるようになってくるのは12月以降です。

そして、完全にいなくなるのは5月GW以降です。

単純化すると、年末からGWごろという感じでしょうか。

 

国内で、これほど長期間、高確率で見られるところはないはずです。

沖縄は期間がもっと短いようです。

GWにもザトウクジラ体験できる小笠原です。

 

 

 

ウォッチング

 

この間は、山の展望台や遊覧船から高確率で見ることができます。

ホエールウォッチングはボートのツアーが盛んです。

 

ザトウクジラ(子クジラ)の連続テールスラップ

しかし、陸上からも見られるのが小笠原のいいところです。

 

たとえば2021年1月の出来事ですが、

二見湾に入ってきたのが洲崎から観察できました。

二見湾内でザトウクジラの親子ブリーチング(’21/1/21)

 

 

 

陸上観察おすすめスポット

 

冬場は外海が見えるところなら、

どこでもザトウクジラを見るチャンスはあります。

 

とはいえ、父島ではなんといってもウェザーステーションでしょう。

ここは道路からすぐの展望台で西側の海が一望です。

徒歩・乗り物などでご自分で行けます。

ここからはかなり高確率で見られます。

 

 

次は初寝山。

こちらは森歩きで訪れる場所で、東側の海が一望できます。

 

 

最後は千尋岩(ハートロック)。

こちら千尋岩コースの終点です。

南側の海が一望です。

 

 

データ的には西側の方がザトウクジラは多く見られるようです。

1-4月に来島の方は展望地に着いたら、ザトウクジラ探してみて下さい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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