小笠原マルベリー

陸軍大根崎海面砲台・・十一年式七糎(七糎半)加農砲


 

 

概要

 

大村第三砲台には

十一年式七糎(七糎半)加農砲4門を据えていた。

この砲には、

前に防楯(ぼうじゅん)がついている。

 

陸軍大村第三砲台跡・・藪の中

 

戦争末期には、

露天の砲台から、洞窟陣地の中に移された。

 

大根崎の洞窟陣地には、壊れた砲が2門が残っている。

出入口複数あるが、

崩落しており、縦穴のみ通行ができる。

縦穴入口には戦車の砲塔が使われている。

 

もう1門は

集落に近い大根山の洞窟陣地にあります。

 

陸軍大根山平射砲台・・十一年式七糎(七糎半)加農砲

 

4門のうち、残りの1門は不明です。

 

 

 

 

大根崎

 

砲身や防楯が残る1門

 

 

径は7.5㎝

 

防楯は残るが砲はバラバラに破壊された1門

 

鉄の外扉

 

狙う方向  二見湾内南側

 

縦穴入口(戦車の砲塔)  上から

 

  

縦穴入口  横から

 

戦車砲塔を使った縦穴の出入口

 

 

 

 

見るには

 

見学は不可能ではないが、

ツアーでもほとんど訪れることはない。

 

大根崎は

縦穴の入口がやや危険があるのと、

壕の中で狭いところを抜けたりするからである。

 

どちらも道路から10分程度の場所だが、

場所はかなりわかりにくい。

 

戦跡ツアー

 

小笠原・父島の戦跡

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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