アカタコといわれるビヨウタコノキは外来種
目次
アカタコといわれるビヨウタコノキは外来種
概要
原産地はマダガスカルといわれるビヨウタコノキ(タコノキ科・外来種)。
小笠原では集落内で植栽されています。
タコノキと比べ、
幹が太めで、樹形がまっすぐで、支柱根も少なめです。
そのため、集落内での植栽には適しているのでしょう。
父島では山中に野生化しているのはほとんどありません。
本種も雌雄異株なので、果実(集合果)をつけるのは雌株です。
ビヨウタコノキは「美容蛸の木」と書きます。
樹形がまっすぐのびて美しいところからのようですね。
また島ではアカタコともいわれています。葉の縁とトゲが赤いからです。
ビヨウタコノキの様子
樹形はわりとまっすぐにのびます。
支柱根は太めで下部にまとまります。
幹は太めです。
あまりトゲがありません。
葉の縁が赤く、アカタコの由来となっています。
雄株の花(雄花)タコノキよりやや長い?
果実は小ぶり。
固有種・タコノキとの違い
<比較> ビヨウタコノキ:タコノキ
葉・・ 縁が赤い:赤くない
幹・・ 太め:細い
幹のトゲ・・あり:少ない
支柱根・・幹に近い所・引くところにまとまり太め
:足を広げ、高いところからもでることがあり細め
雄株の花(雄花)・・かなり長い:ビヨウよりは短い
果実・・全体も個々も小ぶり:全体も個々も大きめ
樹形・・まっすぐのびる
:幹の途中から枝分かれも多い
参考資料:タコノキとアダンの違い
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