小笠原マルベリー

陸軍四一式山砲・・中央山付近


 

 

概要

 

中央山の四一式山砲は、

中央山山頂から下の南側斜面にあります。

四一式山砲 – Wikipedia

 

現在は、

道らしいものがないので、行くのは困難です。

場所もわかりにくいです。

出入口は尾根沿いにあるので、

当時は、尾根沿いに道があったのかもしれない。

 

この壕の開口部は、

出入口と山砲の銃眼とがあります。

 

出入口は尾根沿いにあり、

尾根沿いに道があったのかもしれない。

 

砲は砲身や砲架は原形に近いですが、

車輪は破壊されています。

砲に関して言えば、

夜明山のものが原型に近く残っているので、

それを見れば十分かと思います。

 

父島に残る陸軍四一式山砲2門

 

なお、

父島で四一式山砲が確認されているのは、

ここと夜明山の2ヵ所のみです。

 

戦場にならなかったこの島では

陸戦用のこの大砲は実戦はなかったと思います。

 

 

 

 

 

現場の様子

 

 

四一式山砲 

車輪は破壊されている

 

四一式山砲と銃眼

 

 

駐鋤(ちゅうじょ)

 

 

砲身 ほぼ原形

 

同上 別アングルで

 

砲身内部  

施条(しじょう)もわかる

 

 

砲身径  75㎜

 

 

銃眼

 

 

銃眼上方からの展望

海を狙うには遠すぎる

 

 

 

出入口

尾根道沿いにある

 

 

 

 

 

見るには

 

概要で書いたとおり、道らしい道もないので、

ツアーでは訪れることはできません。

 

同じ砲は

夜明山にあり、そちらで見ることができる。

 

戦跡ツアー

 

 

 

 

参考

 

小笠原・父島の戦跡

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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