アレチヌスビトハギ果実は粘着性
目次
粘着性のアレチヌスビトハギ果実
概要
アレチヌスビトハギ(マメ科・外来種)は、
’21/8月下旬に花の紹介をしました。
半月ほど経って、観察したところ、
花はほとんどなく、果実がたくさんついていました。
この果実は豆果で、
扁平な節果となり、3-5個の小節果からなっています。
豆果の形状は、上部が直線状で、下部がやや深くくびれます。
小節果には1つずつ種子が入っています。
果実に触れたりすると、節果は容易にばらけます。
果実のまわりには粘着性のものがついているため、
他のものにくっつきます。
服にくっついたりしたら、取るのが大変です。
今回僕も撮影で近づいたあと、
かなり小節果がついていて、取るのが大変でした。
本種は粘着性の果実によって、分布を広げるのですね。
9月中旬、現地の様子
花をほぼ終わりで、果実となっています。
豆果は節果で、3-5小節果に分かれます。
ここでは、小節果は3-4が多く見られました。
節果は触ったりすると、かんたんに小節果に分かれます。
粘着性なので、他にくっつきます。
参考
僕が知っている夏場に確実に見られる場所は
夜明道路オガグワの森付近の道端です。
そこ以外にはよく知りません。
その場所も草刈りされるので、
草刈り後はみな刈り取られてしまいます。
それでも毎年同じ場所に生えてきています。
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