小笠原マルベリー

微発光のスズメタケも緑に光る


 

微発光のスズメタケも緑に光る

 

概要

 

小笠原では、

光るキノコといえば、グリーンペペ(ヤコウタケ)が有名です。

 

でも、他にはスズメタケやエナシラッシタケなどもあります。

 

小笠原で見られる光るきのこ2種

 

この記事ではスズメタケが主役です。

スズメタケ属 – Wikipedia

スズメタケ|全人|玉川学園 (tamagawa.jp)

 

スズメタケはごくこぶりなキノコですが、

群生して多数出ています。

 

発光している時は

枯木全体がボーッと白く光っているように見えます。

 

スズメタケは微発光なので、

僕の撮影技術ではうまく写真が撮れません。

 

先日のナイトツアーで、発光状態をうまく撮影した方がいて、

画像も提供してくれました。

山形からのMさん、ありがとうございました。

 

実際にきちんと撮影すると、

グリーンペペと同じように、緑に光っています。

 

実は発光キノコの波長はほぼ同じようです。

肉眼で確認できる発光きのこの光の波長は520nm前後、

肉眼で感じる色調は黄緑色です。

ただし微発光の場合、緑には見えず、白っぽくにしか見えません。

きのこの雑学・きのこの発光 (kinokkusu.co.jp)

 

ナイトツアーでグリーンペペが見られなくても、

スズメタケは見られる場合があります。

微発光とはいえ光るキノコには違いがありません。

 

 

 

 

 

スズメタケの画像

 

明るい時にで見た状態

 

 

発光状態

 

発光状態 拡大

 

 

 

 

見るには?

 

発光キノコをご自分で見つかるのは難しいと思いますので、

ナイトツアーに御参加さい。

 

グリーンペペが見られるときは

微発光のスズメタケは紹介しません。

スズメタケが見たい方はあらかじめリクエストして下さい。

 

ナイトツアー

 

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マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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