シマイスノキとオガサワラグミが花期を迎えつつ(’21/11月中旬)
目次
シマイスノキとオガサワラグミが花期を迎えつつ(’21/11月中旬)
概要
’21/11月中旬、
シマイスノキ(マンサク科)とオガサワラグミ(グミ科)が
花期を迎えつつあります。
どちらも固有種です。
花の状態は、
まだどちらも咲き始めという感じです。
シマイスノキは
花が赤色なので、やや目立つ感はあります。
オガサワラグミは地味な花ですが、
甘い芳香ですぐわかります。
花の見た目はずいぶん違いがあります。
共通項として、
どちらも花弁がないことです。
ではそれぞれの花で目立つのは何でしょうか?
シマイスノキは赤く目立つのはおしべの葯
オガサワラグミは花弁に見える萼片です。
ではこの後、
それぞれの花の様子を紹介します。
シマイスノキ
葉腋に多数の花をつけます
赤い粒のようなものはおしべ葯です
1つの花はおしべ4-5
おしべだけのものと先端にめしべがつくものがあります
まだ咲きはじめの時期はめしべがのびていません
オガサワラグミ
葉腋から多数の花が出ます
萼片が花弁のように見えます
萼の先端は4裂、おしべ4、めしべ1
萼の内側は黄白色
萼の外側は黄褐色の点状の模様がつきます
見るには?
どちらもわりと個体数があり、
山地の展望台近辺でも見られます。
シマイスノキは長崎展望台、
オガサワラグミは初寝浦展望台が観察しやすいです。
花の時期は各種ツアーで紹介します。
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