小笠原に来なくてはいけない理由、その39「カレンダーに入・出が記入されている」
目次
概要
11-12月ごろ、翌年のカレンダーが出回ります。
小笠原のカレンダーには、入・出の文字が入っています。
手書きで記入されているか、
入・出の文字シールが貼られています。
これは、
島民には一目でわかる必須情報。
小笠原のアクセスは定期船・おがさわら丸のみです。
そのおがさわら丸の父島入・出港日です。
ふつうは父島入港後、着岸したままで、
4日目に出港します。
夏場など、折り返し便(着発運航)のときは、
入・出が同じ日につけられます。
時刻表・運賃│小笠原海運 (ogasawarakaiun.co.jp)
年末に配布されるカレンダーには
入・出のシール付きのものもあります。
小笠原の生活は、
入・出港と週の曜日と、2つの暦で生活が成り立っています。
母島に行くと、
さらにははじま丸の運航も関係してきます。
入港日には船から物資がおりてきます。
商店には新たな生鮮品が並びます。
郵便物や宅配便もこの日以降に届きます。
一方、出港日までに、
内地に送るものは、手配が必要です。
入港日から出港日までは
観光業の人は緊張感ある日となります。
出港日の夕方はそういう方がホッとする日。
父島の店舗や施設は
おがさわら出港中に休業日を一日取るのが普通です。
また観光業の人も、その間に休日を取ります。
ぜひ、島に来て、
そんな生活リズムも感じてみてください。
実際の様子
’21/11月のカレンダー
入港日のシール
出港日のシール
入・出のシール例
参考「小笠原に来なくてはいけない理由」
小笠原ならではのこと、ナンバー1、オンリー1のことを集めてみました。