小笠原に来なくてはいけない理由、その21「鯨類(イルカ・クジラ)が通年でみられる」
目次
概要
国内で、通年で鯨類がみられるところは、
海況の問題や鯨類の回遊性の問題などあり、
あまりないと思います。
小笠原では、沿岸や外洋で、
主に4種の鯨類がウォッチング対象となっています。
ミナミハンドウイルカ、ハシナガイルカ、ザトウクジラ、
マッコウクジラです。
それらが通年でウォッチングが行われています。
なおザトウクジラは回遊性で、
12月から5月ごろまでの期間です。
イルカ2種は通年です。
マッコウクジラは外洋性で、通年で見られます。
ただし、
冬場は海況が悪く、あまり外洋に出るには適しません。
その時期は沿岸でザトウクジラが見られます。
比較的、海が穏やかな時期(6-11月ごろ)に、
よくウォッチングが行われています。
そのころはザトウクジラがいない時期となります。
ザトウクジラとマッコウクジラと、うまく季節性がずれて、
通年で大型鯨類が見られます。
ということで、
種類を限らなければ、通年で鯨類のウォッチングができます。
鯨類4種の紹介(著者撮影)
*無断転載・コピー禁止
ミナミハンドウイルカ
ダイビング業界でいたころ(20年以上前)、
よく泳ぎ、撮影もしました
ハシナガイルカ
ふつうは船上からの観察です
2枚目の写真は
ダイビング業界のころ、泳いでの水中撮影です。
マッコウクジラ
嫁島からのダイビングの帰路、子供のマッコウクジラに遭遇
海に入って泳ぎました。(20年以上前のこと)
ザトウクジラ
船上からの観察です
写真のようなブリーチングがたまにあります
船から見るには?
海のツアーにご参加ください。
半日、一日、それぞれのコースがあります。
一種以上見られる確率はかなり高いです。
ドルフィンスイム&マッコウクジラウォッチング&南島(母島は要問合せ)
陸から見るには?
4種のうち、
陸上観察が容易なのはザトウクジラです。
肉眼でも十分見つけられます。
父島では、外洋に面した山の展望地に行けば、
どこでも見つけられます。
おすすめはウェザーステーションですね。
そういった場所から
各種ツアーでも頻繁に観察しています。
いいシーズンは
2月初めから-4月初めごろです。
参考
「小笠原に来なくてはいけない理由」、
小笠原ならではのこと、ナンバー1、オンリー1のことを集めてみました。
次の記事へ