陶製メヌマポマードの蓋
目次
概要
とある山中に落ちている陶製の蓋です。
直径6㎝ほどの小ぶりな蓋です。
はじめ見たときは外国製かなと思っていました。
しかしよくよく見ると、
筆記体で書かれた文字は「 menuma」
つまりメヌマ(妻沼)のことです。
調べてみると、
「メヌマポマード」の蓋のようです。
発売元は、戦前は「井田京栄堂」で、
1948年から「株式会社メヌマ」となっています。
井田友平 | 熊谷デジタルミュージアム (kumagaya-bunkazai.jp)
メヌマ(妻沼)というのは、
井田氏の故郷(熊谷市)の地名です。
この製品自体は
戦前からの市販の商品と思われます。
ただし、山中に落ちている蓋なので、
兵隊さんが使っていたものと推定します。
蓋の写真
筆記体で「menuma」
直径6㎝ほど
蓋 近景
蓋の内側
ねじの溝のようなものはないので、
容器にはめるだけの蓋のようです。
見るには?
持ち去られる危険もあるので、詳細は述べません。
戦跡ツアーなどで通るルート沿いにあります。
見たい方はお知らせ下さい。
道路から5分ほどの場所にあります。
お願い!!
これが、戦後のものであれば、
ごみとして撤去でもいいかもしれません。
こういう戦前・戦中のものは
近代遺跡としての価値もあります。
十分に観光資源となっています。
中にはごみと思って撤去するかもしれんが、
今となっては決してごみではありません。
触って、見るのはかまいませんが、
また元に戻しておいてください。
お願いします。
ポマードって?
ポマードはほぼ男性用整髪剤で、
リーゼントやオールバックの人が使います。
僕はそういうヘアスタイルしたことがないので、
ポマードも使ったことはありません。
現在において、
ポマードを使ったヘアスタイルの人ははかなりレアですね。
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