シマツレサギ開花(’22/2月中旬)
目次
概要
’22/2月中旬、
シマツレサギ(シマツレサギソウ・ラン科・固有種)が開花しました。
昨年12月中旬に、
新芽が出てきたのを記事にしています。
それから約2か月たち、開花し始めました。
まだ開花個体はわずかですが、
これからほかの個体も順次咲き始めるかと思います。
同じ株の中では、
総状花序の下の方から順次咲き始めます。
そのため、
咲き始めは下の方だけ開花していて、
上の方はまだつぼみだったりします。
上の方が開花するころには
もう下の方はしおれてしまっています。
1株全体がみな開花しているという状態は
ほぼ見られません。
開花の様子
最初の開花を見つけた株
咲いていたのは、まだ花序の下の4つほど
花被片6(唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3)
花被片6は、
下向きの中央が唇弁1、斜め下向きの両側が側萼片2、
上向きの外側(白)が背萼片1,内側(黄色)が側花弁2です。
側花弁のさらに内側に蕊柱2があります。
蕊柱2 拡大
白く長い距(きょ))
蜜をためる場所のようです
見るには?
父島ではルート沿いで見られるところは
限られています。
確実なのは東平で、森歩きで紹介しています。
千尋岩ルートでもわずかに見られます。
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