野生化しているシロバナトケイソウの花
目次
概要
とある人家近くで野生化している
シロバナトケイソウ(トケイソウ科・外来種)。
つる性多年草で、
かなり広範囲に広がっています。
’22/2月下旬、
気になって近づいたら、花も、果実も見られました。
(本来の花期・果期は要調査)
花は和名の通り白花です。
白はやや乳白色に近いでしょうか。
緑の果実は、食用にはなるかどうかは、
きちんと調べがついていません。
要調査です。
かじって、試してみる価値はあるかもしれません。
もし、毒性があったら、困りますが・・
葉は全体に丸みをおびた3深裂で、
独特の形です。
本種はつるでどんどんのびて広がるので、
あまり広がると、除去する必要があるかと思います。
和名
シロバナトケイソウは「白花時計草」
まさに白い花のトケイソウですね。
花を時計に見立てたものです。
学名では
パッシフロラ・スブペルタタ(Passiflora subpeltata)。
この花はクダモノトケイソウです
果実がフルーツのパッションフルーツです
現地の様子
白の花弁5と萼片5、糸状の副花冠
おしべ5、めしべ1(柱頭3裂)
コメリ・ドットコム|トケイソウのお話 (komeri.com)
黄色5がおしべ 緑3が3裂のめしべ柱頭
ひもみたいなものが副花冠
同上
葉は3深裂で丸みを帯びています
つる性で群生して広がります
千尋岩ルート・ワラビ斜面
同
北袋沢の人家付近
緑の果実 径は3㎝ほど
まだ熟れていない状態
熟した時の色は、今後、要調査
同
見るには?
北袋沢のは人家脇で道端から見られます。
千尋岩ルートではワラビ斜面に生えています。
外来種なので、
ツアーで、それほど積極的には紹介していません。
見たい方はリクエストして下さい。
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