小笠原マルベリー

視察会の下見で弟島へ(’22/4/11)


 

概要

 

’22/4/11、弟島を歩きました。

5月14日に村役場で実施する、

「村民向け弟島視察会」の下見です。

 

昨年も下見は実施しましたが、

本番の視察会は中止でした。

 

弟島中・南部上陸調査(’21/4/14)

 

今回の視察会も

僕と妻もスタッフで参加します。

(村役場からガイドの募集がありました)

 

弟島にはオガサワラグワの自生地があり、

都有地では植栽も行われています。

 

僕も妻もオガサワラグワにかかわりがあるので、

その点もあり、参加しています。

 

下見なので、

実施予定のルートプラスアルファーを歩きました。

南部の黒浜から猫海岸上のオガサワラグワ自生地まで。

実際の視察では

それより短い行程になる予定です。

 

この下見で、

本番での行程や解説ポイントなどを確認しました。

 

見所としては

オガサワグワ植栽地、戦前の居住痕跡、

トンボ池、天海山展望、など。

 

現在は無人島の弟島、

戦前までは有人島で、農地や放牧地がありました。

 

 

 

 

 

 

視察の様子

 

 

黒浜  南部の上陸地点

 

 

ルート沿いのガジュマル

 

アラゲキクラゲ

 

桑の木橋  オガサワラグワの橋

かなり壊れかけています

 

桑の木橋付近  トンボ池

固有トンボ保全のための人工池

 

藍ノ沢 小笠原支庁によるオガサワラグワ植栽地

 

一ノ谷  ポスト跡

 

一ノ谷   学校門柱跡

大村尋常小学校弟島分校だったようです

 

 

 

弟島に残る2つの墓(2021年再確認)

 

 

ネコ海岸上のオガサワラグワ自生地  雌株

 

 

 

天海山三角点

 

弟島・天海山の三等三角点(229m)

 

 

天海山から北側展望

 

天海山から西側展望

 

 

 

 

 

 

 

訪れるには?

 

弟島は

観光で訪れることはできません。

 

’22年5月14日に、

村役場主催で視察会があります。

村民はそれに応募して下さい。

 

 

この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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