毒きのこのイボテングタケ発生中(’22/4月中旬)
目次
概要
’22/4月中旬、
南部の山を歩くと、湿り気が多くなっていました。
地上部には
あちこちとイボテングタケが出ていました。
きのこ展2017 ―あの『物語』のきのこたち― 筑波実験植物園
イボテングタケとテングタケは似ているようです。
イボテングタケのイボはやや尖っています。
小笠原で見られるのは、リュウキュウマツの近くです。
これは、どうやらイボテングタケのようです。
小笠原では
リュウキュウマツと共生する外生菌根菌です。
リュウキュウマツは外来種なので、
本きのこも外来種となります。
テングタケやイボテングタケは
毒きのことしても有名です。
テングタケの有毒成分の種類と症状を説明 テングタケ|毒キノコ図鑑
間違っても食べないようにしましょう。
見て楽しむだけで。
実際の様子
発生して、まだ傘が丸い状態
イボテングタケはイボがとがり気味
群生して発生している様子
傘が開いて平らに
ヒダや柄の分は白
柄にはツバがあります
見るには?
湿り気の多い時期に林内に出ています。
発生個所はリュウキュウマツの樹下です。
父島は
ほとんど林内にリュウキュウマツがあります。
そのため本種の分布も広いです。
森を歩くようなツアーで発生時には紹介しています。
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