シマギョクシンカ開花(’22/4月下旬)
目次
概要
’22/4月下旬、
シマギョクシンカ(アカネ科・固有種)の開花を確認しました。
僕が見た株は巽道路岩山付近の林内の個体。
ほとんどがまだつぼみ。
咲いていたのは1輪だけでした。
1輪とはいえ、
ほんのり芳香もありました。
本種の香りは入浴剤にも使われています。
この株は、
これから順次、咲き始めることでしょう。
そうすると、花序ごとに半球状に花がまとまり、
玉心花という和名が納得です。
他の場所で探せば、
すでにもっと咲いている個体もあろうかと思います。
開花の様子
1つの花序の中で1輪だけ開花
1つの花は白5裂、おしべ5、めしべ1。
めしべの花柱は棍棒状です。
棍棒状のめしべ
見るには?
おもに高木性林内で見られる低木性樹木。
父島では各所でぽつりぽつりと見られます。
普段は目立たないので、あまり紹介していません。
花が咲いている時期はおもに森歩き紹介します。
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