オガサワラゼミ成虫シーズンは9-11月?
目次
概要
7-8月は
ほとんどセミの鳴かない静かな小笠原です。
不思議に思う方がいて、
たまにツアー参加者からセミの話題が出ることがあります。
例年9月初旬ごろから、
オガサワラゼミの鳴き声が聞こえだします。
天気のいい日は声がよく聞こえます。
ところによっては、
それ以前から鳴き声が聞こえているところもあります。
9月中旬ぐらいまでは、
まだ断続的で、うるさいというところまでいってないです。
本格的にはこれからですね。
小笠原では
セミのシーズンは9-11月(12月)ごろ。
林内がにぎやかになるのは
9月中旬~下旬ごろからですね。
セミといえば、
セミ捕りを懐かしむ人も多いでしょう。
しかし、
このセミは天然記念物ゆえに捕獲はできません。
小笠原の子供たちは
セミ捕り体験できないのです。
オガサワラゼミについて
オガサワラゼミは固有種です。
オガサワラゼミとは – コトバンク (kotobank.jp)
天然記念物にも指定されています。
list_NM.pdf (vill.ogasawara.tokyo.jp)
小笠原にはセミは本種のみです。
ツクツクボウシの仲間です。
海洋島である小笠原にセミがたどりつくのは
かなりレアなことと考えられます。
幼虫の時代に、地中にいるので、
祖先はその土とともに運ばれたのでしょうか?
写真
ぬけがら
成虫 1
同上 2
同上 3
見るには
9-11月頃なら、
たいがい山で鳴き声が聞こえてきます。
かなりデリケートなセミで、
人が近づくと鳴きやむことが多いです。
そのため、
見つけるのは、意外と難しいです。
セミのシーズンには各種ツアーで紹介します。
ただし、
うまく見つけられるかは、保証できません。
前の記事へ
次の記事へ