「坂本龍馬と明治維新」(マリアス・ジャンセン)
目次
概要
1965年発行(新装版は2009年)、
「坂本龍馬と明治維新」(マリアス・ジャンセン)。
新装版 坂本龍馬と明治維新 – 時事通信出版局 (jiji.com)
著者は
プリンストン大学の教授だった方。
本書は450ページ以上の学術書ですが、
文章はとても読みやすいです。
訳者は、平尾道夫、浜田亀吉氏で、
この2名は高知の郷土史家です。
時代背景や時代の動きも丹念に描いています。
そこに、
坂本龍馬の動きがうまく結びつけられています。
坂本がどう変わっていったかもわかりやすいです。
司馬作品の「竜馬がゆく」は
本書を参考にした部分もあるといわれています。
本書は学術書ゆえに、
書かれた当時の史実をきちんと網羅しています。
それを、うまく脚本したのが、
「竜馬がゆく」ですね。
坂本は
幕末の大いなるプロデューサーだったのではないでしょうか?
主役級は西郷、大久保、木戸など。
目次
1 坂本と日本
2 西洋への反応
3 勤王派時代
4 勝のもとで働く
5 薩長同盟
6 海援隊
7 船中八策
8 維新
9 土佐における維新
坂本龍馬は
3まではそれほど出てきません。
また9は坂本の死後です。
参考
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