シマイスノキ果実(蒴果)が割れつつ・・(’22/11月中旬)
目次
概要
’22/11月中旬。
シマイスノキ(マンサク科・固有種)の蒴果が割れだしています。
この春、
かなり果実(蒴果)がついているのを記事にしています。
2020年も蒴果が豊富についていました。
蒴果は、半年ほどたって、ようやく割れて、
中の種子が飛び出しています。
この種子は、もちろん実生となったり、
アカガシラカラスバトの餌にもなっていくでしょう。
本種は
乾性低木林の主要構成樹木です。
ノヤギがいる父島でも
ほとんど食害を受けていないようです。
蒴果の様子
蒴果に割れ目がついています
割れる時期には個体差があります
割れ目を見ると、種子が2つ入っています
割れ目が広がると、
もう種子はほとんど飛び出してます
この写真の蒴果は
まだ種子が残っている状態
こういうのはめったにありません
1つの蒴果に2つの種子
スイカの種を少しふっくらさせたぐらいのサイズ
見るには?
シマイスノキは
乾性低木林で普通に見られる樹木です。
ツアーでは、森歩きなどで乾性低木林も歩きます。
そこで、シマイスノキの蒴果も見られます。。
乾性低木林は
景観ツアーで訪れる展望台付近にもあります。
そこでも見られます。
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