小笠原マルベリー

シマイスノキ果実(蒴果)が割れだして・・


 

シマイスノキ果実(蒴果)が割れだして・・

 

概要

 

乾性低木林で、

代表的な主要構成樹木の1つがシマイスノキ(マンサク科・固有種)です。

道路沿いでも多く見られます。

 

今年(2020年)初め頃、シマイスノキの果実が豊富になっていました。

果実の多い少ないは年によってムラがあります。

何が影響しているのかは分かりません。

https://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/474014960.html

 

蒴果はかたい殻で、ドングリぐらいの大きさです。

それが9月頃になって、ようやく割れだしてきました。

 

 

蒴果の様子

 

1つの蒴果に種が2つ入っています。

種はスイカの種と同じぐらいの大きさです。

 

蒴果が割れた勢いで、ほとんどの種は地上に落ちるだと考えます。

 

 

アカガシラカラスバトの餌に

 

その種はアカガシラカラスバトの餌になっているはずです。

最近、やたらと、シマイスノキの多いところで出没が目立ちますから。

歩道や道路上に出てきていルことも多いです。

 

小笠原(父島)で比較的見つけやすい天然記念物

 

ちなみに、この種は人間の食用にはなっていません。

 

今年は本種の果実が豊作なので、

アカガシラカラスバトにとって、しばらく、餌が困らないほどではないかと思います。

 

 

 

 

見るには?ツアーでは?

 

シマイスノキは乾性低木林で普通に見られる樹木です。

うちのツアーでは

森歩きなどで乾性低木林も歩くので、シマイスノキの蒴果も見られます。。

 

森歩き

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP