石浦で見つけたオガサワラアザミ(’23/1月中旬)
目次
概要
’23/1/14午前、石浦を訪れた。
その時に、海岸付近で、
オガサワラアザミ(キク科・固有種)を見つけた。
生えていたのは
浜から20-30m奥に入ったぐらいの場所だった。
この時期にそこそこ大きくなっているので、
まだ花期をむかえていない若い個体かと思う。
(花をつけた個体は果実をつけ枯れる)
オガサワラアザミは
ノヤギの食害を受けやすい。
そのため、
父島では生息地がかなり限られている。
僕が知っている場所は、
父島北部の海岸付近ぐらいしかない。
本来このエリアは
ノヤギノネコ侵入防止柵の中です。
しかし、
台風被害で壊れて以降はノヤギが侵入している。
このアザミも、
食害を受けそうな気がして心配だ。
現地の様子
石浦南側の沢
ここから右手の林内20-30m奥に
オガサワラアザミが自生
生えている様子
同上 拡大
確認したのはこの1株だけ
注意して探せば、
実生の小さいものもあるかもしれない
見るには
石浦は
都道から初寝浦経由で行くことができる。
ただし、
初寝浦から石浦は指定ルートで、入林パスが必要。
ツアーで行くことはまずないが、
2名様以上のリクエストで行くことは可能。
見回りの方へお願い
この場所に継続して行く可能性があるのは、
林野庁の森林保護員か都のレンジャーさん。
森林保護員(GSS)の活動:関東森林管理局 (maff.go.jp)
都レンジャーの活動|東京都小笠原支庁 (tokyo.lg.jp)
ぜひ、訪れた際は、
生息状況をチェックしていただきたい。
父島では
かなり貴重な自生のオガサワラアザミである。
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