小笠原マルベリー

日産軍用車の「NGKスパークプラグ」


 

 

概要

 

千尋岩ルートに残る、

戦前の日産(ニッサン)軍用車の残骸。

 

ニッサン(日産)の軍用車残骸

 

6気筒のガソリンエンジンで、

スパークプラグがついている。

 

プラグには「 NGK」の文字があった。

NGKスパークプラグで、

日本特殊陶業株式会社製である。

日本特殊陶業株式会社 – IGNITE YOUR SPIRIT (ngkntk.co.jp)

日本特殊陶業 – Wikipedia

 

会社沿革によると、

昭和12年(1937)から製造されている。

会社沿革 – 日本特殊陶業のあゆみ | 日本特殊陶業 (ngkntk.co.jp)

 

この軍用車は

九七式つまり皇紀2597年(昭和12年)に制式されたもの。

ちょうど同じ時期だ。

 

ちなみに

日本特殊陶業株式会社は1936年設立。

日本碍子(NGK )から

スパークプラグ部門が分離して設立された。

沿革 | 企業情報 | 日本ガイシ株式会社 (ngk.co.jp)

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

NGKスパークプラグ

上の図案は何を意味するか不明

下に「NGK」

 

 

同上  文字部分

 

文字部分拡大

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

この車も千尋岩コースで見られます。

 

 

 

この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。


関連記事RELATED ARTICLE

PAGE TOP