八八式七糎野戦高射砲の信管測合機(信管調定機)
目次
概要
父島には
八八式七糎野戦高射砲が残る。
その高射砲、下部の砲架のあたりに、
長方形の箱型の中に丸い形状のものがある。
ずっと用途が気になっていたので、
ちょっと調べてみた。
どうやら、信管測合機のようだ。
Y0003B.pdf (mod.go.jp) 15ページ
CG 日本陸軍 88式75mm野戦高射砲 (gunsight.jp)
どういうものかというと、
信管時間情報を入力し、砲弾の信管部分を挿入すれば、
その時点の信管設定値で、自動的に測合が行われるもの。
高射指揮装置(AA Director) (big.or.jp)
こういうのは経験がないと、
書かれているものだけではよくわからない、
というのが実感ではあるが・・
なので、
実際の使い方はよくわからない。
実際の様子
壕の中にある高射砲
高射砲の下部左側面に長方形の箱がある
これが信管測合機
信管測合機
円形のものが2つあり、2つの砲弾の作業ができる
同上 別アングル
同上 1ヵ所部分拡大
見るには
この高射砲は夜明山にある。
戦跡ツアーではわりと定番の場所である。
一日コースはほぼ間違いなく訪ねる。
半日コースだと、ここを訪れないこともあるので、
見たい方はリクエストいただきたい。
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