小笠原マルベリー

南島で開花しているキケマン(’23/3月)


 

概要

 

’23/3月、

キケマン(ケシ科・広域分布種)が開花中。

 

二年生草本のキケマン

 

父島ではかなり少ないが、

父島近くの南島では多数生えている。

そこではあちこちで開花している。

 

花は

総状花序に薄い黄花が並んでつく。

 

キケマンは二年草で、

果期のあと、その株は枯れる。

そのため、

夏季には姿が見られなくなる。

 

12月ごろになって、また新たに芽生えてくる。

 

<キケマンの芽生え>

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

草丈は50㎝ほど

 

総状花序に薄黄花が並ぶ

 

  

花弁は4で、外側2、内側2

外の上側1は距があり、

下側1より長くなっている

 

おしべ2(上下の黄色の葯がつくもの、それぞれのおしべの先は3裂)

めしべ1(中央部の緑っぽいもの)

 

花を横から見ると後に距がある

 

葉は3出複葉、

欠刻(切れ込み)があり、独特の形

 

 

 

 

 

 

見るには

 

父島ではまれに見る程度で、

例年、確実に出ているところはあまりない。

 

南島では

3-4月にほぼ確実に見られる。

 

マルベリーでは南島に行くことはないので、

期待には応えられない。

 

父島で見られることがあれば、

紹介はしている。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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