小笠原マルベリー

「肉体の悪魔」(レーモン・ラディゲ)


 

 

目次

概要

 

1923年発行、

「肉体の悪魔」(レーモン・ラディゲ)。

 

もちろん僕は日本語訳で読んだ。

肉体の悪魔 – 光文社古典新訳文庫 (kotensinyaku.jp)

肉体の悪魔 (ラディゲ) – Wikipedia

 

著者は20歳で亡くなった。

そのため、

作品は本書を含めて2作しかない。

レーモン・ラディゲ – Wikipedia

 

「ドルジェル伯の舞踏会」(レーモン・ラディゲ、渋谷豊訳)

 

本作品は200ページほどの文章なので、

半日もあれば十分読める。

 

訳文ではあるが、

文章も簡潔で読みやすい。

(訳文がいいのか、原文がいいのかはわからない)

 

女性との不倫関係において

僕の感情や行動の変化が見どころ。

 

著者のプロフィールからは、

著者の経験も投影されているように思う。

 

 

 

 

 

 

 

内容

 

現代風に言えば、若い男女の不倫の話。

 

どちらもまだ10代。

男が独身で、女が既婚者。

 

ほぼ僕の一人称で描かれている。

感情や行動が丁寧に描かれる。

 

2人は当然肉体関係も持つ。

その結果、女性は妊娠する。

 

女性からはこんな言葉もかけられる。

「ジャックと幸福になるより、

 あなたと不幸になるほうがいい」

 

結末は・・・

 

 

 

 

 

 

参考

 

「ドルジェル伯の舞踏会」(レーモン・ラディゲ、渋谷豊訳)

 

図書 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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