小笠原マルベリー

地上をおおうように生えるシソモドキ


 

 

概要

 

シソモドキ(キツネノマゴ科・外来種)、

自宅下の日陰っぽい空きスペースで生えている。

 

地面をおおうように生える多年草。

そのため、

他のものを寄せ付けにくいのだろう。

 

花期は花茎を少し上にのばすが、

それでも高さ5㎝ほどしかない。

 

葉裏が紫色していて特徴がある。

 

’23/8月下旬、開花を確認した。

花がごく小さく薄紫色。

花は一日花のよう。

 

本種は、グランドカバープランツとして、

園芸種となっているよう。

そういう用途から野生化しているのだろう。

(まだ人家まわりだけだが)

グランドカバーにおすすめの強い植物20選 | LOVEGREEN

 

小笠原でのキツネノマゴ科植物は

自生種はなく、すべて外来種。

本種もそうである。

 

 

 

 

 

和名

 

シソモドキは「紫蘇擬(き)」と書く。

 

葉がシソに似ているからであろう。

シソ – Wikipedia

 

学名から、園芸種としては

「ヘミグラフィス・アルテルナタ」というようだ。

ヘミグラフィスとは||みんなの趣味の園芸(NHK出版)

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

自宅下の空きスペースに、

地面をおおうように生える草本

グランドカバープランツとされるのがよくわかる

 

 

花序の先に小花をつける

 

花のサイズは1㎝ほど

ごく小ぶり(一日花のよう)

 

 

花は薄桃色5裂(赤味を帯びた線も入る)

おしべ2、めしべ1

 

 

葉は対生

葉の形は卵型に近い

葉の前面に毛がある

 

葉裏は赤紫で特徴的

 

葉裏の毛は葉脈に沿って

 

 

 

 

見るには

 

 

自宅付近に生えているのは、

最近気がついた。

 

他の場所でどの程度見られるかはまだ不明

(今後要調査)

 

山地への野生化はまだないので、

ツアーなどで紹介することはない。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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